ベプログチャンネル(DROM様) / 2026年6月28日 — 9月27日
2026年6月から公開しているショートドラマ12本を、YouTube・Instagram・X の3媒体で突き合わせた記録。
3媒体がほぼ同じ規模で届いています。どれか1つに偏っていません。ただし作品ごとに見ると媒体の偏りは大きく、1本だけYouTubeで198万回跳ねたものがあります。
ショートドラマ12本の合計。3媒体すべて12本を突き合わせ済みで、取り漏れはありません。
数字から言えることを4つにまとめました。最後に、まだ言えないことも書いています。
どれか1つに偏っておらず、3媒体がほぼ同じ規模で届いています。
つまり 3媒体とも手を抜けません。1つに絞って最適化するより、3媒体に出し続けること自体が効いています。
問いかけの形にした作品が、はっきり伸びています(2.6倍)。
上位の作品を並べると、ほぼ全部が問いかけ型です。「好きな匂いはありますか?」「何円まで耐えれますか??」「あなたはどこ派閥ですか?」「タバコ休憩って必要ですか?」「一番税金を納めてるのは?」。
この傾向はAVALINKちゃんねるでも出ています(そちらは2倍)。さらに、ベプログのリール全体(50件)で見ると「?」ありが中央値14万回、なしが1,220回で116倍の差がありました。チャンネルも商材も違うのに、同じ方向に出ています。
この差は、尺の影響を取り除いても残りました。「?」ありの作品が長めに偏っている可能性があったため、尺の効果を計算で分けて確かめています。
AVALINKちゃんねる33本でも同じ方向で、そちらも尺を除いても残っています(おすすめ経由 +0.26、再生数 +0.45)。制作も題材も違う2チャンネルで、独立に同じ方向に出ています。
ただし12本では確定とは言えません。「?」ありが7本、なしが5本。この本数では偶然と区別がつきません。
つまり 次の企画から、題名を意識的に問いかけ型にする価値があります。60秒前後の作品を10本作り、5本を問いかけ型、5本をそれ以外にして同じ時期に出せば確かめられます。見るべき数字は再生数ではなく、おすすめ経由の割合です。
「禁煙できますか?」がYouTubeだけで198万回。他媒体では伸びていません。
この2本は対照的です。前者はYouTube1媒体だけで跳ねた作品、後者は3媒体すべてで伸びた作品。YouTubeの合計301万回のうち、198万回がこの1本です。
つまり YouTubeの合計は1本に大きく引っ張られています。チャンネル全体の調子を見るときは、この1本を除いた数字も併せて見る必要があります(除くと103万回)。
短いから伸びる、長いから伸びる、という関係が見えません。
いちばん伸びた「好きな匂いはありますか?」は65秒、2番目の「禁煙できますか?」は19秒。一方で6秒の「急いでる男」は12.8万回、96秒の「何円まで耐えれますか??」は125万回です。12本では尺の傾向は出ていません。
参考までに、AVALINKちゃんねるの33本では「YouTubeとXは長いほど伸びる、Instagramは尺と無関係」という結果が出ています。ベプログは本数が少ないので、同じ形になるかはまだ判断できません。
視聴の87.2%がYouTubeのショートのおすすめ経由です。この割合が高い作品ほど伸びていて、関係は+0.87。12本の中でいちばんはっきりした関係です。
| 何と何の関係か | 強さ | どう見るか |
|---|---|---|
| おすすめ経由の割合 ↔ 再生数 | +0.87 | 使えるおすすめに乗った作品が伸びている |
| チャンネルページ経由の割合 ↔ 再生数 | −0.87 | 使えるページから来た人の割合が高い=おすすめに乗っていない |
| おすすめ経由の割合 ↔ 最後まで残った割合 | +0.36 | 手がかり弱い。維持が良いから乗る、とは言えない |
| 登録者経由の割合 ↔ 再生数 | −0.26 | 使えない無関係。そもそも中央値0.9%で量がない |
いちばん伸びた「禁煙できますか?」は視聴の97.5%がおすすめ経由で198万回。いちばん伸びなかった「ドストレートなPR」はおすすめ経由が44.8%、チャンネルページ経由が49.4%で9千回です。おすすめに乗らないと、チャンネルを見に来てくれた人にしか届きません。
この関係はAVALINKちゃんねる33本でも独立に出ています(おすすめ経由 +0.52 / チャンネルページ経由 −0.80)。制作も題材も違う2チャンネルで同じ方向なので、ベプログ固有の事情ではありません。
ただし何がおすすめに乗る・乗らないを決めているかは、この数字では分かりません。登録者数を増やしても、いいねを集めても、この割合は動いていません。
そして、この12本では「最後まで見られた作品が伸びている」という関係が出ています。尺の影響を取り除いて計算した値です。
上位1〜3本を抜いても+0.55〜+0.65で残り、向きは変わりません。最後まで見られる作品がおすすめに乗り、おすすめに乗った作品が伸びるという、素直な形になっています。
ここはAVALINKちゃんねると逆です。あちらは33本で同じ計算をすると+0.03、つまり維持率がまったく効いていません。違いの手がかりは尺の幅です。ベプログは6〜96秒(中央値38.5秒)に収まっていますが、AVALINKちゃんねるは11〜179秒(中央値66秒)と広い。尺の幅が狭いチャンネルでは維持率の差が見え、広いチャンネルでは尺の効果に埋もれるのかもしれません。確かめてはいません。
つまり ベプログに関しては、最後まで見られる作りを維持することに意味があります。ただし12本なので、本数が増えたら必ず再確認してください。
12本のうち7本が、最後まで見た割合80%超。AVALINKちゃんねるより明確に高い数字です。
100%を超えているのは、1回の再生のなかで同じ場面が繰り返し見られているためです(ループ再生・巻き戻し)。異常値ではありません。
同じ長さのよその動画と比べた指標でも、12本すべてが0.62以上(平均は0.5)。とくに「急いでる男」は0.939で、ほぼ最上位です。
つまり ベプログのショートドラマは尺が短く、最後まで見られているという形です。AVALINKちゃんねるは長めで最後までは見られない形だったので、作りの方向がはっきり違います。
12本は、結論を出すには少ない本数です。「?」の効果(7本対5本)も傾向として見るにとどめてください。ただしAVALINKちゃんねる33本とベプログのリール50件でも同じ方向が出ているため、仮説としては有望です。
直近の作品の数字はまだ伸びます。9月27日公開の作品は、まだ日が浅い状態です。AVALINKちゃんねるでは、公開からの日数と再生数にはっきりした関係が出ていました(評価は公開3ヶ月後が目安)。
12本すべて。いちばん数字が大きい媒体に色を付けている。数字を押すとその投稿が開く。右側は視聴の深さ(YouTubeのみ取得可)。
| 作品 | 尺 | YouTube再生数 | Instagram再生数 | X表示回数 | 合計3媒体 | 維持率の推移点線が100% | 最後まで残った割合 | YouTube平均視聴率 | 同尺比較0.5が平均 |
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横が3媒体の合計再生数(桁ごとの目盛り)、縦が最後まで残った割合。右にあるほど多くの人に届き、上にあるほど最後まで見られた作品。点の色は尺。
細い線が各作品、太い線がベプログ12本の中央値、点線がAVALINKちゃんねる33本の中央値。ベプログは全区間でAVALINKちゃんねるを上回っています。
12本で数えた結果。本数が少ないので、傾向として見てください。相関は−1から1までの数字で、0に近いほど関係が薄いことを示します。
| 組み合わせ | 相関 | 読み方 |
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| 作品 | 尺 | 合計再生数 | 最後まで | 分類(押すと付け外しできます) | メモ |
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